第二次大戦以降、先進国はかつてないスピードで化石燃料を消費し、大きな経済発展を遂げてきました。しかしながら、地球温暖化の発生や資源の枯渇などの問題が発生し、大きな転換を迫られています。当面は、省エネを図りながら石油や天然ガス・原子力等に頼ることにならざるをえませんが、長期的には、風力・太陽光・地熱・バイオマス・燃料電池などの新エネルギーへの転換を通じてエネルギー自給率の向上を図ることが世界が持続的に発展していくための必須条件です。私は、世界の成功事例に学び、民間の共同出資による小規模発電事業への支援や、新エネルギーの研究開発や利用に対する重点的な助成などを通じ、新エネルギー事業を新しい産業として育成していくべきであると考えます。