衆議院議員 / 前内閣府副大臣 宮下一郎
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私の政策

めざせ環境立国。最新技術と皆の知恵で、
環境共生型の経済発展を。
今、地球環境問題への取り組みを行うことが緊急の課題です。公害を克服し、発展してきた日本は、その人材や技術力を生かし、国際社会の一員として問題解決に貢献する力があります。国内では、農林業の再生、新エネルギーの開発やライフスタイルの改革による循環型社会の構築を行い、国際的には、環境に配慮した製品の輸出や、発展途上国に対する環境共生型技術を生かした国の援助などを通じて貢献していくことが重要であると思います。美しい地球を子どもたちに引き継ぐことが私たちの責務です。

環境を考慮した新しい経済システムの創造

様々な物の価格には、そのものが作られる際に環境に与えた負担が正しく織り込まれていません。環境に負荷を与える活動を行った場合に経済コストを負担する仕組みを検討したり、森林保全、環境新技術分野等への支援策についての検討を行い、歪みを是正した新しいシステムを構築することが必要であると考えます。特に、これにより負担が増加する環境高負荷型の産業が省エネのための設備投資や事業転換をおこなう際に支援を行うなど、きめ細かい制度設計をおこなうことにより、経済成長と調和する形での産業構造改革が可能になるものと考えます。

エネルギー自給率の向上

第二次大戦以降、先進国はかつてないスピードで化石燃料を消費し、大きな経済発展を遂げてきました。しかしながら、地球温暖化の発生や資源の枯渇などの問題が発生し、大きな転換を迫られています。当面は、省エネを図りながら石油や天然ガス・原子力等に頼ることにならざるをえませんが、長期的には、風力・太陽光・地熱・バイオマス・燃料電池などの新エネルギーへの転換を通じてエネルギー自給率の向上を図ることが世界が持続的に発展していくための必須条件です。私は、世界の成功事例に学び、民間の共同出資による小規模発電事業への支援や、新エネルギーの研究開発や利用に対する重点的な助成などを通じ、新エネルギー事業を新しい産業として育成していくべきであると考えます。